横浜駅東口、あをによし整心整体院の考えるパニック障害

パニック障害

パニック障害が薬や漢方だけでは改善しにくい理由

 パニック障害でお悩みの方は、以下のような症状に苦しんでいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 外出することに対する恐怖感や、家で一人になることへの不安が強い
  • いつパニック発作が起こるのではないかという、常に不安や恐怖が付きまとう
  • 病院に通っているにもかかわらず、症状がなかなか改善されない

 さらに、パニック障害を抱える方の約90%以上は、慢性的な自律神経の乱れによる身体の不調も訴えています。たとえば、持続する身体のだるさ、浅い呼吸、心臓の激しい動悸、胸の息苦しさ、夜の不眠、さらには食後の胃の痛みなど、個々に様々な症状が現れることが多く、これが日常生活の大きな支障となっています。

 このような背景から、薬や漢方だけの対症療法では根本的な改善が難しいのが現状です。あをによし整心整体院では、これらの複合的な問題に対して、整体施術を通じた自律神経のバランス調整や、身体全体の緊張をほぐすアプローチを提供しております。パニック障害による苦しい症状にお悩みの方は、ぜひ一度あをによし整心整体院へご相談ください。

パニック障害は整体施術で改善できるのか?

 パニック障害には、長年にわたりパニック発作に苦しむ多くの患者様を、自律神経メンタル療法、生活習慣の見直し、そして心理セラピーを組み合わせたアプローチで回復へと導いてまいりました。

 ここでは、なぜパニック障害が薬物療法だけでは十分に改善されないのか、そしてなぜ整体施術によるアプローチが効果的なのかについて詳しくご説明いたします。

パニック障害が改善しにくい3つの要因

あをによし整心整体院が考える根本原因

 パニック障害の症状が薬だけで十分に改善されない理由として、次の3つの要因が挙げられます。

  1. 脳の誤作動とホルモンバランスの乱れ(体からのストレス)
     長期間にわたる持続的なストレスは、脳が正しく機能しなくなり、ホルモンの分泌異常を招くことがあります。これが、パニック発作の引き金となる要因のひとつです。
  2. 自律神経のバランス崩れ(体からのストレス)
     慢性的なストレスは自律神経のシステムを乱し、正常な働きを阻害します。結果として、体全体に不調が現れ、パニック障害の症状が悪化します。
  3. 未解決のメンタルヘルスの問題(心からのストレス)
     心の問題が放置されると、精神的な負担が増し、パニック発作や不安感を誘発する可能性が高まります。

 これらの要因は、単に薬だけの対症療法では十分に解決できない場合が多く、あなたの体と心にかかる様々なストレスが根本的な原因となっています。過度なストレスが長期間続くことで、自律神経が狂い、脳が誤作動を起こしホルモン異常に結びつくと、パニック発作の発生が促進されるのです。状態が進行すると、パニック発作にとどまらず、自律神経失調症やうつ病といった更なる神経障害に発展するリスクもあります。

パニック障害とは? 不安障害の一環としてのパニック発作について

 パニック障害は、不安障害の一種であり、身体に明確な異常が認められないにもかかわらず、急に激しい呼吸困難、胸のドキドキ、めまい、吐き気といった身体症状が現れ、強い不安を引き起こす状態を指します。こうした急激な症状の発現は、パニック発作と呼ばれます。

パニック発作によって現れる主な症状は、以下の通りです:

  • 激しい動悸や心拍数の急上昇
  • 大量の発汗
  • 体の震え
  • 呼吸困難や息切れ
  • 胸部の痛み
  • 吐き気や腹部の不快感
  • めまい
  • 圧倒的な恐怖感
  • 皮膚の感覚低下

 パニック発作は、症状が急激に始まり、「死んでしまうのではないか」や「自分が正気でいられなくなるのではないか」という極度の恐怖を伴います。

 通常、これらの症状は30分以内に収まることが多く、長くても1時間以内に治まるケースが一般的です。

パニック発作が生じる主な3つのシチュエーション

 パニック発作は、不特定の状況下で突然現れることが大きな特徴です。

 発作の発生パターンは大きく3つのシナリオに分類できます。

 これらを理解することで、発作のトリガーとなる状況に対して意識的な対策が取れる場合もあります。

  1. 完全に予期せぬ発作
     場所や状況を問わず、全くの予告なく突然発作が起こるケースです。リラックス中や睡眠中であっても、発作が襲うことがあり、何度も経験するうちに、無意識のうちにその状況に対して敏感になってしまう条件付けが生じることがあります。
  2. 特定の環境下で発症する発作
     ある特定の場所や状況、例えば高い恐怖感や緊張を引き起こす環境にいるときに発作が起こるケースです。こうした状況下では、過去の経験や心理的な要因から、体がその環境に対して過敏に反応し、発作を誘発する可能性があります。
  3. 状況次第で発作が起こりやすくなるケース
     前述の1と2の中間に位置するケースで、普段は発作が起こらないものの、特定の条件下では発作が発生しやすくなる状態です。例えば、普段は平常であっても、特定のストレス要因が重なることで発作のリスクが高まることがあります。

 これらの状況により、パニック発作は一度経験すると、同じ場所や状況に遭遇した際に再び発作を引き起こすリスクが上がる場合があります。

パニック発作が起こりやすい環境とは

 パニック発作は、特定の環境や状況で突然強い緊張や不安が引き起こされることにより発生しやすいです。例えば、以下のような場所では、体内のストレス反応が高まるため、発作が起こるリスクが増します。

公の場病院、銀行、美容室、歯科医院など、誰もが利用する公的な場所では、予期しない不安感が蓄積しやすいです。
閉塞感のある空間トンネルやエレベーターなど、限られた空間では、息苦しさや閉塞感が原因で発作が誘発されることがあります
移動中の乗り物内電車、バス、飛行機、または渋滞中の車内など、移動手段に乗っている時にも、環境の変化や移動のストレスが影響する可能性があります。
人混みの中デパート、スーパー、駅など、多くの人が集まる場所では、周囲の喧騒や混雑が不安を増幅させることがしばしば見受けられます。

 さらに、次のような状況下でもパニック発作が発生しやすい傾向にあります:

  • 一人で過ごしている時
  • 誰にも助けを求めにくい孤立した環境
  • 病院が閉まっている夜間
  • 入浴中など、リラックスしにくいシーン

 これらの環境や状況に心当たりがある方は、体と心のバランスを整えることが重要です。

パニック障害の原因

脳内の警告システムの誤作動

 私たちは危険に直面した際、本来なら不安を感じて身を守るための反応として、脳内で神経伝達物質が放出されます。しかし、その仕組みが過剰に作動してしまう場合、パニック障害の根本原因がそこに潜んでいると考えられます。

 具体的には、危険を感じた際、脳の青斑核からノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。この信号が大脳辺縁系に伝わり、不安や恐怖といった感情を引き起こします。ところが、青斑核が誤って活性化され、実際には危険がないにもかかわらず「警報」を鳴らし続けると、過剰なノルアドレナリンが放出されます。その結果、自律神経の中枢が刺激され、動悸やめまいなどの自律神経症状が現れ、これがパニック発作の引き金となります。

 さらに、興奮した大脳辺縁系からの信号が前頭葉にまで伝わると、広場恐怖症といった症状を引き起こす可能性もあります。

 あをによし整心整体院では、こうした脳内の不適切な反応と自律神経の乱れに焦点を当て、整体施術を通じて体全体のバランスを整えるアプローチで、パニック障害の症状緩和と根本改善を目指しております。

パニック障害対策の基本的なポイント

 パニック障害の予防や改善には、日常生活の中で体と心のバランスを整えることが重要です。以下の対策は、パニック障害の症状の緩和に寄与する生活習慣の改善策として、あをによし整心整体院でも推奨されている方法です。

  • カフェインの摂取を控える
     コーヒー、紅茶、お茶、コーラ、栄養ドリンク、そしてチョコレートなど、カフェインや刺激物が含まれる食品・飲料は、交感神経を刺激し、パニック発作を誘発する可能性があるため、できるだけ避けるよう心がけましょう。
  • 十分な休養を取る
     体や心が疲れていると感じたら、無理をせずに休養を取ることが大切です。十分な休息は、ストレスの解消に繋がります。
  • 睡眠時間を確保する
     しっかりとした睡眠をとることは、日中のストレス耐性を高め、自律神経のバランスを維持する上で不可欠です。可能な範囲で睡眠時間を延ばし、質の良い睡眠を心がけましょう。
  • 朝日を浴びる
     朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、ホルモンバランスが整いやすくなります。毎朝の光浴は、精神の安定にも大きく影響します。
  • 腹式呼吸を実践する
     リラックス効果の高い腹式呼吸は、体内の緊張をほぐし、副交感神経の働きを促進します。定期的に腹式呼吸を行うことで、不安や緊張の軽減に繋がります。

 これらの基本的な生活習慣の改善は、パニック障害の予防および症状の緩和に大きく寄与します。

パニック障害改善のための3つの整体アプローチ

 あをによし整心整体院では、パニック障害の根本的な改善を目指し、以下の3つの整体法を組み合わせた独自のプログラムを提供しております。

  1. 脳機能の調整
     恐怖や不安といった感情が、脳内の記憶として固定されることがあります。あをによし整心整体院では、特に前頭葉を中心とした脳の調整施術により、過去に刻まれた恐怖や不安を和らげる効果を目指します。
  2. 自律神経のバランス調整
     パニック発作に深く関わるホルモンの過剰分泌や自律神経の乱れは、頭蓋骨、内臓、そして脳脊髄液の状態にも反映されます。適切な整体施術を通じて、これらの部位を丁寧に調整し、体全体の自律神経のバランスを整えることで、発作のリスクを低減させます。
  3. メンタルケアと心理カウンセリング
     心の奥底に潜む不安や恐怖の根源を探るため、過去の経験や現在の状況をじっくりと聞き取るカウンセリングを実施します。このプロセスにより、心の内側から問題にアプローチし、ストレスの解消や精神的な安心感の回復を図ります。

 これらの統合的なアプローチにより、体と心の調和が整うと、パニック障害を引き起こす可能性のある状況や環境においても、自然とストレス耐性が向上し、発作が起こりにくい状態へと導かれます。結果として、通勤やお仕事、日常生活が格段に快適になり、もうパニック症に悩まされることなく充実した日々を送ることが可能になります。

 まずは、あをによし整心整体院へのご予約から始め、辛いパニック障害とのお別れを実現してみませんか?