起立性調節障害(OD) チェックリスト
〜こんな症状が続いていたら要注意〜
✅ 朝なかなか起きられない、午前中は特に体がだるい
✅ 起き上がると、ふらついたり立ちくらみがする
✅ 頭痛がよく起こる(特に午前中)
✅ 立っていると気分が悪くなる
✅ めまい・耳鳴りがある
✅ 動悸や胸の圧迫感を感じることがある
✅ 食欲がわかず、食べる量が減っている
✅ 顔色が青白く、手足が冷たい
✅ 午前中は調子が悪く、午後になると少し楽になる
✅ 少し動いただけで疲れてしまう
✅ 学校や仕事に行きたくても、朝がつらくて欠席・遅刻が増えている
✅ 不安感やイライラ感、集中力の低下がある
✅ 「怠けてる」と言われるが、自分でもつらくて悩んでいる

◉ いくつ当てはまりましたか?
☑ 3つ以上 → 起立性調節障害の可能性があります。
☑ 5つ以上 → 日常生活に支障が出ているレベルかもしれません。
☑ 8つ以上 → 一度、医療機関や専門的なサポートを受けることをおすすめします。
起立性調節障害は「見えない不調」です
起立性調節障害は、見た目にはわかりづらい不調のため、周囲から誤解されやすく、「甘えている」「怠けている」と言われてしまうこともあります。
しかし実際は、自律神経のバランスが乱れ、身体がうまく働いていない状態です。

起立性調節障害(OD)の特徴とは
〜心と体のバランスが乱れやすい思春期特有のサイン〜
横浜市西区・あをによし整心整体院では、起立性調節障害に悩むお子さまの体調変化に寄り添い、
根本からのケアを行っています。まずは、ODの特徴を正しく知ることが第一歩です。
① 思春期の急激な成長が、自律神経に負担をかけている
小学生高学年〜中学生にかけて、体と心は急激に変化します。
このタイミングでホルモンバランスや循環機能にアンバランスが生じ、自律神経の調整が追いつかず、起立性調節障害(OD)を引き起こしやすくなります。
② 気圧や気温の変化に体調が左右されやすい
春や秋の季節の変わり目、また台風や低気圧の日など、外的な気象ストレスが自律神経に影響を与え、体調が大きく乱れがちです。
「昨日は元気だったのに、今日は起きられない…」という波のある体調変化も特徴です。
③ 朝がどうしてもつらく、起き上がれない
ODの方は特に「朝が苦手」で、目覚ましが鳴っても起きられず、無理に起きようとすると吐き気やめまい、頭痛などが出ることも。
重度の場合は、午前中いっぱい布団から出られないケースも少なくありません。
④ 午後になると元気になる、体調の“波”
午前中はどれだけ頑張っても体が動かず、頭痛や腹痛があるのに、午後になると一気に元気になってくる…そんな「日中で体調が変わる」のがOD特有の特徴です。
学校に行けない理由が理解されにくく、心のストレスに繋がることもあります。
⑤ 夜になると眠れず、生活リズムが乱れやすい
ODは夜に休息モードへ切り替える副交感神経の働きが弱まっているため、交感神経が優位になり、なかなか眠れない・夜更かしがやめられないといった悪循環に陥りやすいです。
結果として昼夜逆転のリズムになり、さらに朝起きられなくなるという負のスパイラルが生まれます。
起立性調節障害(OD)とは?
〜朝がつらい、でも夜は元気…それ、もしかして起立性調節障害かもしれません〜
「最近、朝になると起きられない」「めまいや立ちくらみがひどくて登校できない」
それなのに、午後になるとケロッと元気になってゲームや動画を楽しんでいる…
そんな様子に戸惑ったことはありませんか?
このような状態は、単なる“怠け”や“サボり”ではなく、**自律神経の働きが乱れることで起こる「起立性調節障害」**である可能性があります。

● 起立性調節障害は、誰にでも起こりうる「自律神経のトラブル」
起立性調節障害(OD)は、特に小学校高学年〜中学生の思春期に多く見られる症状で、成長期に起こるホルモンバランスや神経系の変化に、自律神経が対応しきれず、心と体の不調が現れる状態です。
夜になかなか眠れない・朝はめまいや頭痛で起き上がれない・気分が悪くて食事がとれない…
これらの症状が季節や天候の変化、精神的ストレスなどと連動して日ごとに波のように現れるのが特徴です。
● 全国で70万人以上の中高生が悩んでいると言われています
起立性調節障害は、現在中高生の約10%が経験する身近な問題とされ、そのうち約10万人は学校生活や日常に大きな支障をきたしているというデータもあります。

● ご家族へメッセージ

「怠けているわけじゃない」「本人もつらいけど言葉にできない」
あをによし整心整体院では、
✔︎ 自律神経の乱れを整えるやさしい整体
✔︎ 心身両面からのサポート
✔︎ 学校や家庭での関わり方アドバイス
を通じて、お子さまとご家族の“前向きな一歩”を支援しています。
起立性調節障害(OD)のメカニズム
■ 起立性調節障害は「自律神経の不調」が引き金
私たちの身体には、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)という2つの自律神経があり、状況に応じてバランスよく切り替わることで体調が保たれています。
しかし、成長期の子どもたちは、ホルモンの変化やストレスなどの影響で自律神経のバランスが崩れやすく、この切り替えがうまくいかなくなることがあります。これが「起立性調節障害」のメカニズムです。

■ なぜ“朝”がつらく、“午後”になると楽になるの?
特に「朝がつらく起きられない」というのは、血圧や心拍数をコントロールする神経がうまく働かず、体が“活動モード”に切り替わらないためです。
起き上がった瞬間に血圧が急低下する「起立性低血圧」や、心拍が急上昇する「体位性頻脈症候群(POTS)」などの反応が現れ、立ちくらみ・めまい・吐き気・頭痛などが起きるのです。
そして午後になると、ようやく自律神経が安定し、体調が回復してくるため、“さっきまで寝ていたのに夕方から元気”という状態になります。

■ 神経の問題?それともメンタルの問題?
起立性調節障害(OD)は、単なる心の問題ではなく、神経系と循環系の働きに関係したれっきとした身体の不調です。
しかし「甘えている」「やる気がない」と誤解されることで、心にも大きなストレスが加わり、さらに自律神経が乱れる悪循環に陥ってしまうこともあります。

起立性調節障害(OD)の対策
■ 起立性調節障害の改善に必要な5つの生活習慣
- 生活リズムを安定させる
→ 就寝・起床時間を一定にし、遅寝遅起きを避けることが大切です。
「朝起きられなくても、昼まで寝かせない」ことがリズム改善の第一歩。 - 朝食をしっかり摂る
→ 朝食を摂ることで低血圧と体温上昇をサポートし、1日のリズムを整えます。
食べやすいものから少しずつでOK。 - 太陽の光を浴びる
→ 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる習慣をつけましょう。
メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌リズムを整えます。 - 軽い運動・ストレッチを日課にする
→ 朝や日中に軽いウォーキングやストレッチを取り入れることで、
血流や自律神経の働きがスムーズになります。 - カフェイン・夜更かしを避ける
→ 夜のスマホ・ゲーム・動画は交感神経を刺激します。
寝る2時間前からは“静かな時間”に切り替えましょう。
起立性調節障害でお悩みのあなたへ
あをによし整心整体院の「自律神経メンタルケアプログラム」で根本からの回復をサポートします
横浜市西区にある「あをによし整心整体院」では、起立性調節障害(OD)に対し、身体と心の両面から働きかける統合的アプローチを大切にしています。
以下の3つの柱で、状態の早期改善と持続的な回復を目指します。

① 脳の調整で神経の興奮を鎮める
施術では、脳室の動きと脳脊髄液の循環を整える頭蓋ケアを行います。これにより交感神経の過剰な興奮を和らげ、身体全体の恒常性を取り戻す土台を整えていきます。
② 自律神経バランスを調整する全身アプローチ
頭蓋骨や内臓への手技によって、ホルモンバランスや内臓の動き、自律神経系に影響を与える箇所をやさしく整えていきます。これは、起立性調節障害と深く関連するホルモンの乱れにも有効です。
③ 心理セラピー
症状の背景にある「不安・恐怖・過去のストレス」にもアプローチします。心理セラピーを取り入れ、心の安心感を取り戻すことが、身体の安定にもつながります。
起立性調節障害は「身体」と「心」の連携で改善を目指すことが鍵です。
「あをによし整心整体院」では、単なる身体ケアだけでなく、感情のバランスや生活環境までを含めたトータルサポートを大切にしています。
「病院では異常がないと言われたけど、朝がつらい」
「学校に行きたいのに、体がついてこない」
「午後には元気だけど、生活のリズムが整わない」
そんな悩みを持つお子さんとご家族を、心を込めてサポートいたします。まずは一度、ご相談ください。横浜駅東口から徒歩6分。
完全予約制・施術者一人で対応するプライベート空間で、あなたとご家族に合わせた安心のケアを提供いたします。
「もう悩まない日常」を一緒に取り戻しましょう。

